▶はじめに
アカハライモリは丈夫で飼いやすく、見た目も愛らしいことから人気の両生類。でも、初めて飼うと「餌って何あげたらいいの?」「人工餌は食べる?」と迷うことも多いですよね。
この記事では、そんな初心者の方に向けて「これを押さえれば大丈夫!」という餌の基本を分かりやすく紹介します。
▶アカハライモリの食性を知ろう
アカハライモリは肉食性寄りの雑食です。自然界ではミミズ、小さな甲殻類、昆虫の幼虫などを捕まえて食べています。
飼育下では次のような餌を与えることが一般的です:
▶初心者におすすめ!市販の餌
■ 冷凍赤虫(キューブ状)
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栄養価が高く食いつき抜群。
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解凍して与える必要がある。
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食べ残しは水を汚すので注意。
■ 乾燥イトミミズ・あかむし
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保存が効いて便利。
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水に浮くため、慣れてない個体は食べづらいことも。
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軽く水に浸してからあげるのがおすすめ。
■ 人工餌(ペレット系)
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「ひかりウーパールーパー」や「レプトミン」など。
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慣れた個体なら食べるが、餌付けにはコツがいる。
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水質が汚れにくいメリットあり。
▶特別なごちそう!生餌の魅力
■ ミミズやワラジムシ、小型のコオロギ
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捕食行動が観察できて楽しい。
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栄養面では優秀だが、管理や入手がやや手間。
■ 自然採集は注意!
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農薬や寄生虫のリスクがあるので、無理に使わなくてもOK。
▶我が家のイモリたちの餌事情(体験談)
うちでは「ドス」「ガリ子」「マイ子」の3匹を飼育中。それぞれ好みが違って面白いんです。
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ドス(雄):食欲旺盛。何でも食べる優等生!
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ガリ子(雌):赤虫しか食べない食わず嫌い。いつも手であげてます。
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マイ子(雌):人工餌が大好き。餌がくると走ってきます。
食いつきが悪い時は、ピンセットで目の前に差し出すと食べることもあります。慣れてくると、餌の時間を覚えて近づいてくる姿もかわいいですよ。
▶餌の与え方と頻度
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成体の場合:週2~3回、2〜3分で食べきれる量が目安。
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幼体や小さい個体はもう少し頻度を上げてもOK。
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食べ残しはこまめに取り除いて水質管理を。
▶よくあるトラブルと対処法
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餌を食べない:環境の変化・水温・個体の体調などが原因かも。まずは赤虫で様子を見る。
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人工餌を食べない:匂いづけしたり、赤虫と混ぜて慣れさせる。
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食べすぎ:見た目が丸くなってきたら与える量を減らして調整。
▶おわりに
イモリの餌やりは、単なる作業ではなく「コミュニケーション」のひとつです。個体の好みや反応を観察しながら、少しずつ信頼関係を築いていく楽しさもあります。
この記事が、アカハライモリとの暮らしをより楽しく、安心できるものにする手助けになれば嬉しいです!
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