【初心者向け】野生のクサガメ・アカミミガメを捕獲して飼育する方法【注意点も解説】

ペット関連

こんにちは!

今回は、野生のカメ――特にクサガメアカミミガメの捕獲・飼育について詳しくまとめました。

「自然の中でカメを見つけたけど、飼ってみたい!」という方や、「子どもと一緒にカメ探しをしたい!」という方に向けて、捕獲時のポイントから飼育の注意点までわかりやすく紹介します!


はじめに:野生のカメを捕まえる前に知っておくべきこと

カメを捕まえて飼うことは、自然とのふれあいを感じられる素晴らしい体験です。

しかし、知識なしに行動すると、法律違反になったり、生き物を不幸にしてしまったりすることも…。

まず大前提として押さえておきたいことがあります。

野生カメ捕獲時の基本ルール

  • 捕まえて良い種類・禁止されている種類がある

    例)ニホンイシガメは地域によっては保護対象。

  • 許可が必要な場合がある

    市区町村の規則や、特定外来生物法に注意。

  • 一度捕獲したカメは自然に戻してはいけない

    特に外来種(アカミミガメなど)を自然に放すと法律違反です。

必ず責任を持って最後まで飼育する覚悟を持ちましょう。


クサガメ(ニホンクサガメ)とは?

クサガメの特徴

クサガメは、日本各地の河川、用水路、池などに広く生息しているカメです。

最近では外来種との競争で数が減ってきており、地域によっては見かける機会が減っています。

  • 成体の甲長:約20cm前後

  • 性格:比較的おとなしく、飼いやすい

  • 特徴:幼体は黒っぽい体色だが、成長すると黄緑がかった甲羅に変化

  • 寿命:20年以上

クサガメの捕獲方法

  • 【おすすめの場所】 河川の浅瀬、農業用水路、田んぼ周辺

  • 【狙う時間帯】 晴れた日の午前中〜夕方

  • 【ポイント】 陸地で日光浴している個体は、音を立てずに静かに近づくと捕まえやすいです。

日中、岩や流木の上でのんびり甲羅干しをしている姿をよく見かけます。

クサガメの飼育方法

  • 水槽サイズ:最低60cm水槽、成体なら90cm推奨

  • 陸地スペース:必ず作る(カメは陸にも上がります)

  • 紫外線ライト:甲羅の成長とビタミンD生成に必須

  • エサ:カメ用人工飼料、小魚、エビ、昆虫、野菜など

  • ポイント:水換えとろ過はこまめに!水質悪化に弱いです。

野生出身のクサガメは最初人間を怖がりますが、時間をかければ手からエサを食べるようになることもあります。


アカミミガメ(ミシシッピアカミミガメ)とは?

アカミミガメの特徴

アカミミガメは、元々北米原産の外来種で、ペットとして輸入されました。

しかし、野外放逐によって日本中に広がり、今では特定外来生物に指定されています。

  • 成体の甲長:25~30cm以上

  • 性格:活発、よく慣れるが気性が荒い個体も

  • 特徴:耳の部分に赤い線

  • 寿命:30年以上も生きることがある

アカミミガメの捕獲方法

  • 【おすすめの場所】 池、湖、広い川

  • 【狙う時間帯】 晴れた日中

  • 【ポイント】 陸地で甲羅干ししている個体を、そっと近づいて捕まえる

    水に飛び込んでしまったら、水中で根気よく待つのもアリ。

アカミミガメの飼育方法

  • 水槽サイズ:最低でも90cm以上(大きく育つため)

  • 陸地スペース:広め+乾燥しやすい場所

  • 紫外線ライト:必須(甲羅の病気防止)

  • エサ:肉食寄り(乾燥エビ、小魚、カメ専用フードなど)

  • 冬の管理:冬眠させずにヒーター管理するのがおすすめ

  • 注意点:特定外来生物のため、絶対に逃がさない!譲渡も制限されています。

アカミミガメはパワフルなため、飼育には広いスペースと体力が必要です。

「子供の頃は可愛いが、成長して飼いきれなくなる」パターンが多いので、迎える前によく考えましょう。


捕獲後にするべき基本ケア

野生で暮らしていたカメは、体調が万全とは限りません。

捕獲後、まず以下をチェックしましょう。

  • 外傷がないか(甲羅にヒビや傷がないか)

  • 皮膚や口元に異常がないか

  • 呼吸がスムーズか(鼻水や泡が出ていないか)

  • ダニや寄生虫が付いていないか

また、最初の数週間は別容器で様子を見るのが理想です。

(他のペットに病気を移さないため)


まとめ:自然と向き合う心を持ってカメを飼おう

野生のカメを飼育することは、ただのペット飼育以上に、自然と向き合う経験になります。

ただし、命を預かる以上、最後まで責任を持って面倒を見る覚悟が必要です。

特にアカミミガメは法律で厳しく管理されているため、

▶「逃がさない」

▶「手放さない」

▶「適切に管理する」

この3つは必ず守りましょう!

野生のカメ散策で見つけた時は感動しますよ♪
水面に顔だけだしてぷかぷか浮いていたり、岩場や木の枝の上で日光浴をしていたり
とてもかわいい姿を見ることができます💞

基本的に野生のカメは警戒心が強いため川だと人が届かない真ん中の方にいたり
人が近づくとすぐに逃げて行ったりします。

たも網等だけでは届かない場合が多いので可能であればウェーダーがあると確実に
捕まえられると思います。

ただ捕獲で野山や河川に入る際はほかの危険にも注意してください。
⚠マムシ等毒蛇が生息している地域もあるので要注意⚠

カメとの生活はとても楽しく、癒しになります。

ぜひ正しい知識を持って、素敵なカメライフをスタートさせてください!

それでは次の記事でお会いしましょ♪

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